2024/09/06 更新

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キクチ カズキ
菊地 一輝
KIKUCHI Kazuki
所属
理工学部 助教C
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外部リンク

学位

  • 博士(理学) ( 千葉大学 )

  • 修士(理学) ( 千葉大学 )

学歴

  • 2016年3月
     

    千葉大学   理学研究科   地球生命圏科学専攻   博士後期   修了

  • 2013年3月
     

    千葉大学   理学研究科   地球生命圏科学専攻   博士前期   修了

  • 2011年3月
     

    千葉大学   理学部   地球科学科   その他   卒業

経歴

  • 2023年4月 - 現在

    中央大学   理工学部 都市環境学科   助教

  • 2020年4月 - 2023年3月

    京都大学   大学院理学研究科 地球惑星科学専攻   学振特別研究員PD

  • 2016年4月 - 2020年3月

    京都大学   大学院理学研究科 地球惑星科学専攻   研究員

所属学協会

  • 2019年4月 - 現在

    日本堆積学会

  • 2016年6月 - 現在

    日本古生物学会

  • 2016年5月 - 現在

    日本地球惑星科学連合

  • 2012年9月 - 現在

    日本地質学会

研究キーワード

  • 生痕学

  • 堆積学

研究分野

  • 自然科学一般 / 地球生命科学

論文

  • Exceptionally well-preserved radiolarian fossils within Miocene trace fossils from the Amatsu Formation, Chiba, Japan 査読 国際誌

    Akihide Kikukawa, Yasuhide Nakamura, Kazuki Kikuchi, Noboru Furukawa, Yoshiaki Aita

    Lethaia   57 ( 3 )   1 - 20   2024年9月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.18261/let.57.3.3

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  • Automatic facies classification using convolutional neural network for 3D outcrop data: Application to the outcrop of the mass-transport deposit 査読 国際誌

    Ryusei Sato, Kazuki Kikuchi, Hajime Naruse

    AAPG Bulletin   2024年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • タービダイト砂岩の平行葉理にみられた2種類の組織—CNN画像セグメンテーション技術を用いた微細組織解析による検討— 査読

    奥田朱音, 菊地一輝, 石井さよ, 成瀬元

    堆積学研究   82 ( 1-2 )   3 - 26   2024年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.4096/jssj.82.3

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  • Abundance of trace fossil Phycosiphon incertum in core sections measured using a convolutional neural network 査読 国際誌

    Kazuki Kikuchi, Hajime Naruse

    Sedimentary Geology   106570 - 106570   2024年1月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Elsevier BV  

    DOI: 10.1016/j.sedgeo.2023.106570

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  • Morphological Function of Trace Fossil Paleodictyon: an Approach from Fluid Simulation 査読 国際誌

    Kazuki Kikuchi, Hajime Naruse

    Paleontological Research   26 ( 4 )   2022年8月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:The Paleontological Society of Japan  

    DOI: 10.2517/pr210001

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  • The occurrence of Paleodictyon in shallow-marine deposits of the Upper Cretaceous Mikasa Formation, Hokkaido Island, northern Japan: Implications for spatiotemporal variation of the Nereites ichnofacies 査読 国際誌

    Kazuki Kikuchi

    Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology   503   81 - 89   2018年8月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Elsevier BV  

    DOI: 10.1016/j.palaeo.2018.04.016

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  • EVALUATION OF ICHNODIVERSITY BY IMAGE-RESAMPLING METHOD TO CORRECT OUTCROP EXPOSURE BIAS 査読 国際誌

    KAZUKI KIKUCHI, HAJIME NARUSE, NOBUHIRO KOTAKE

    PALAIOS   33 ( 5 )   204 - 217   2018年5月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Society for Sedimentary Geology  

    DOI: 10.2110/palo.2017.090

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  • First clear evidence that Archaeozostera is not an ancestor of Zosteracean sea-grass but a trace fossil 査読 国際誌

    Nobuhiro Kotake, Kazuki Kikuchi, Ken Ishiwata, Yasuyuki Tsujino, Ken-ichi Nakao, Noboru Furukawa

    Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology   454   12 - 19   2016年7月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Elsevier BV  

    DOI: 10.1016/j.palaeo.2016.03.021

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  • Mechanism and process of construction of tubes of the trace fossil Schaubcylindrichnus coronus Frey and Howard, 1981 査読 国際誌

    Kazuki Kikuchi, Nobuhiro Kotake, Noboru Furukawa

    Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology   443   1 - 9   2016年2月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Elsevier BV  

    DOI: 10.1016/j.palaeo.2015.11.013

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  • 徳島県北部島田島に分布する和泉層群板東谷層の地質と生痕化石Archaeozosteraの産出層準の堆積環境 査読

    菊地一輝, 小竹信宏

    地質学雑誌   119 ( 9 )   613 - 629   2013年9月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.5575/geosoc.2013.0023

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受賞

  • 日本古生物学会論文賞

    2024年   日本古生物学会   Morphological function of trace fossil Paleodictyon: an approach from fluid simulation. Paleontological Research, vol. 26, pp. 378-389.

    菊地一輝, 成瀬 元

  • 日本堆積学会2021年オンライン大会最優秀発表賞

    2021年11月   日本堆積学会   セマンティックセグメンテーションを用いたコア画像からの生痕化石の抽出

    菊地一輝, 成瀬元

  • 日本堆積学会2019年大阪大会最優秀ポスター賞

    2019年4月   日本堆積学会   露頭面積の違いが生物撹拌強度に与える影響

    菊地一輝, 成瀬元

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 白亜紀/古第三紀境界の大量絶滅に伴う深海底生動物群集の行動様式の進化過程の解明

    研究課題/領域番号:20J01599  2020年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費  特別研究員奨励費  京都大学

    菊地 一輝

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

    本年度は,始新統音無川層群の生痕化石群集の記載,および露頭画像から生痕化石の領域を自動抽出し,生物撹拌強度を推定する手法の構築,の2つのテーマに取り組んだ.昨年度の研究によって,白亜紀の海底扇状地堆積物の生痕化石群集は,分類群組成や生物撹拌強度の点で一般的な生痕化石相モデルと異なることが判明した.そこで,本年度は新生代の生痕化石群集の例として,紀伊半島南西部に分布する始新統音無川層群を対象とし,堆積環境を復元して生痕化石群集を記載した.調査地域には,音無川層群瓜谷層の最上部と羽六層の下部が露出する.堆積相の特徴から,瓜谷層は堆積盆底堆積物,羽六層は海底扇状地のフロンタルスプレイ下流部から分流チャネルを伴う上流部の堆積物と解釈された.瓜谷層からは体幅1 cm程度の堆積物食者による摂食痕が産出した.一方,羽六層の最下部からは体幅数mm程度の底生動物による多様な形態の摂食痕,居住痕からなる生痕化石群集が産出した.また,調査層準上部からは甲殻類の巣穴化石が多産し,生物撹拌強度も非常に高かった.この生痕化石相の違いは,堆積環境変化に伴う物理的撹乱の頻度の変化に対する底生動物群集の応答を反映した可能性がある.
    また,露頭画像からの生痕化石の自動抽出モデルを畳み込みニューラルネットワークを用いて構築し,生物撹拌強度の推定に援用する方法を提案した.教師および検証データには国際深海科学掘削計画により公開されているインド洋の中新世の海底扇状地堆積物のコア画像を用いた.自動抽出モデルとして畳み込み層を8層もつU-Netを作成した.このモデルにコア画像と手動で生痕化石を抽出した画像との関係を学習させたところ,未知のデータに対して約88%の精度で生痕化石を分類するモデルが生成された.今後,このモデルにより大量の生物撹拌強度のデータを収集可能になり,生物撹拌強度変動の一般的傾向の解明が期待される.

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