学位
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文学修士 ( 上智大学 )
学歴
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1985年3月
上智大学 文学研究科 国文学専攻 博士前期 修了
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1979年3月
上智大学 文学部 国文科 卒業
研究分野
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人文・社会 / 認知科学
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情報通信 / 学習支援システム
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人文・社会 / 観光学 / 言語景観・翻訳・文化
共同研究・競争的資金等の研究課題
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言語景観観察に基づく文化情報伝達の研究及び応用-掲示から文化認知へ-
研究課題/領域番号:22K12598 2022年4月 - 2025年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C) 中央大学
平松 裕子, 原田 康也, 森下 美和, 伊藤 篤
配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )
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ネット社会におけるインバウンド観光客・定住者を意識した文化伝達の言語表現
研究課題/領域番号:18K11849 2018年4月 - 2023年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C) 中央大学
平松 裕子, 佐良木 昌, 原田 康也, 森下 美和, 伊藤 篤
配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )
日光における調査研究はコロナ禍において特に外国人観光客の激減の中、翻訳を中心に進める点には困難もあった。在住外国人を集めてのヒアリング調査はコロナ禍で実施できなかった。しかし、駅から神橋周辺までの1kmの範囲内の言語景観の継続調査、また神戸との比較に関しては順調に続行ができ、対象を絞った研究ができた。外国人観光客に対する調査はできなかったが、日光市図書館の協力を得て、明治時代から大正昭和の観光地日光における言語景観につながる資料を調べるなども実施することができた。また、門前町日光の言語景観の中に表出する文化的要素を抽出することもでき、考察を進めた。
外国人観光客の減少は日本語表記の増加も招いたが、一方で日本人用のアルファベット表記の増加が見られるなど、急激な社会状況に応じた変化を遂げ、その状況を調査できた点は今後の研究に有用であった。
研究者は各自の視点で研究を続行し、それぞれに成果を出したのみならず、オンラインではあったが、日本認知科学会第38回大会においては「多元化する異文化体験:COVID-19後に楽しく観光するために」と題してオーガナイズドセッションを開催し、協力した研究の成果を公開し、今後の研究に繋げていくことができた。
地元商店街も現状に鑑み、外国人観光客より若者にターゲットを一旦シフトしている。したがって外国人対象のメニューなど、すでに当該地域に設置しているアプリケーションへの研究成果の反映までは大きなニーズが今はなく、そこまでの変更には至らなかった。 -
ICTによる観光資源開発支援:心理学的効果を応用した期待感向上
研究課題/領域番号:17H02249 2017年4月 - 2022年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
伊藤 篤, 佐藤 文博, 佐藤 美恵, 上田 一貴, 平松 裕子, 羽多野 裕之, 東海林 健二, 原田 康也, 森下 美和, 長谷川 まどか
配分額:16770000円 ( 直接経費:12900000円 、 間接経費:3870000円 )
奥日光エリアという山岳地域でより安心安全が求められる状況において、心理学的観点から観光情報の優先度(マズローの欲求段階)を検討し,これに基づいてスマートフォンアプリ設計し、アプリ提供を開始した。また、個々の旅 行者に合わせた情報提供を実現するため、プロスペクト理論を利用し、個々の観光客の経験や知識に基づく参照点を算出し、これに基づいて期待度を高めるような情報を選択する技術を開発した。また、簡易型脳波センサを利用して、森林浴時の脳波測定を行った結果、特に、滝や川の近くでのリラックス効果(α波上昇)の傾向があることがわかった。また、イスラム教国やインドからの観光客のための食事案内アプリを試作した。
現在の担当授業科目
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2023年度 インターンシップ(民間企業コース) 学部
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2023年度 ビジネス・プロジェクト講座 学部
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2023年度 入門ICT演習 学部
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2023年度 学部共通インターンシップⅠ 学部
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2023年度 学部共通インターンシップⅡ 学部